最近ずっと慎重になっているものがあります。
僕は普段は割と執着しない、直感的でちゃらんぽらんな決断力の持ち主なのですが、拘りを持つと結構な凝り性を発揮してしまいます。
金額に関わらず、比較的何か長く使うものを買うときなんかは、比較検討し、メリット・デメリットを自分なりに納得するかたちで反芻し、迷い、妻に相談してとりあえず話を聞いてもらって、そして2〜3日寝かせてそれでも欲しいとなったら買います。
最近だと、塾で飲み物を入れるための真空断熱タンブラーを迷いました。
毎日使うものだし、過度なデザイン性は要らないけどありきたりなものは嫌だなぁ。でも保冷保温機能はしっかりしててほしいなぁ。350ml〜400mlくらい入れば丁度いいかな。
でも結局の所、それが吉と出るか凶と出るかは、手にしてみないと分からないというのが真理です。
だったら悩んでる時間も無駄なので、さっさと買って残りの人生で長くその製品やサービスを手にしたほうが良いじゃないかと開き直ることもあります。
そうなったときに、買ってますね。大体。
でも、なんとなく決めて、これでいいや、と妥協したものは大事にしないし、実は必要なかった、なんてこともあります。
塾生たちには、志望校や、就職先、これから人生を左右する大事な決断がたくさん待っています。
大いに悩んでほしい。
こうすればどうなるだろう、
この道で正しいのだろうか。
先生は、親は、塾長は、
兄は姉は、
先輩はこんな風に言っていた。
と、他人の意見や考えに助けられることもあれば、迷うこともあるでしょう。
片っ端から調べて、
もう考えたくないと思うほどに、大いに、悩み考え抜いて欲しい。
そして、自分で決めてほしい。
悩めることは幸せで、楽しいことだと思えるときが来るかもね。