志望校のレベルからして、学力的にも不安はない。
そう言ってしまえるような状況が、起こることもあります。
そしてここで、大切なことがあります。
どんなに安全であろうと、全力を尽くせる人間であるか?
それとも、余裕で合格できるからと言って、そこで手を抜くのか?
ということです。
今日はとある塾生とこんな話をしました。
あなたは高校に入って、スポーツ(部活)を一生懸命やりたいんでしょう?
なんなら、その後大学にも行ってそのスポーツを続けたいと考えている。
■だったら、スポーツに一生懸命打ち込むためにも、高校の勉強に邪魔される訳にはいかないよね?
学校の勉強で成績不振だと、追試がある。
合宿や遠征に行けなくなるかも。
大会に出られなくなるかもしれないですね。
■それに、大学進学を考えるのであれば、勉強の成績が良ければ推薦してもらえるチャンスもある。推薦は最低でも評定が4以上ないと厳しい。
スポーツの成績に加え、学習の成績が良いとなれば文句なしですね。
行きたい大学を選べる可能性がグンと高まる。
だから、いま、入試の先のことも考えて中学の勉強を一生懸命やるべきなんだ。
どんなに余力があっても、ボーダーラインに合わせて勉強していけばどんどん下がっていく。
余裕で受かるのなら、トップ10位以内で合格して、高校3年間常に成績上位もキープしようじゃないか。
中学の勉強は、高校の勉強の土台です。
今、しっかり身につけておけば高校の勉強は少し楽になる。普通にやっていれば追試も補講もなく、誰よりも早く部活に行ってたくさん練習できる。
あなたが望んでいるのはそういう高校生活でしょ?
と、まぁこんな感じで。
直近の成績は横ばい。
夏の爆伸びから、少し落ち着いてしまったこの成績。
志望校を決めた段階から、ちょっと「まぁいいかな、このくらいで。」という姿勢が見えましたので。
こういう話をじっくりしてみました。
そして、次のテストは自己新記録更新を設定して、自習へと戻る。
きっとできる。
できると知ってます。
だから、
やれるのにやらないのは怠慢だ。
そういう見方で、接していきます。
いよいよ、受験生もクライマックスに差し掛かりました。
この冬、
全力でやりきって、
しっかり成績も上げたいなら、
冬季講習へ。
明正塾の自習室へ。