自分の世代は「ヤバい」が広まった。
— 塾長のマサ@本出ました!「合格バイブル」 (@masa109cho) 2022年10月24日
今は「エモい」がどんどん勢力を伸ばして色んな細かな表現を侵食している感じ。
言葉が乱れている!!と騒ぐ人もいるけど
平安時代にはなんでも「をかし」って言ってたんじゃないんかなって思う…
なんの根拠もないただの想像ですが。
こういう感じ?という雑感です。
例えば、「ヤバい」って元々は「危ない、具合が悪い」という意味で使われてたと思うのですが、最近ではいい意味でも使われる若者言葉の代表みたいなものですよね。
ヤバい〜!カッコいい〜!みたいな。
岐阜のお祭りに登場したキムタクは、マジでヤバいくらいかっこよかったですね。
このケーキヤバい。
と言われると、美味しくないという意味でも美味しいという意味でも取れます。文脈とか表情とか言い方でなんとなく分かりますが。
で、最近だと
「エモい」という表現が増えてきました。「感動する、しみじみと情緒がある、じんわりくる」というような意味だと思います。
英語のエモーショナルから来ているとのこと。
和洋折衷で面白い表現ですなぁ。
なぜこんなことを書き始めたかというと、
こういう広い意味を持った新しい意味や表現を使うことで、適切に描写する言葉を失ってしまってるのではないかなぁと思ったからです。
何でもかんでもカワイイって言ってしまうのとかね。笑
まぁ、確かにエモいものはエモいとしか言えない状況もあるとは思いますが。
普段、英語を教えているとき、日常的にカタカナで日本語として使っている言葉であっても、カタカナを使わないで表現することも忘れずに問うようにしています。
例えば、
ムービー▶︎動画
キッチン▶︎台所
シンガー▶︎歌手
など。
当たり前にカタカナで定着している言葉であっても、英単語を勉強するのを機に両方紐付けて知っておくのがいいと思うんですよね。
話はそれましたが、
細かく自分の感情や感覚を表現する術として、語彙を豊富に持つことは大切だなと思うわけです。
昨日のブログにも通じますが、言葉をたくさん知っていることは強いですからね。