塾生が国語の演習をしているのを観察してみました。
すると、
数学の計算問題のように、英単語のテストのように、国語の問題を解いている。。。
①問題を解く
②丸付けする
③答えを直す(書き写す)
むむむ。
間違えるのはOKです。
でも、直すときに「赤ペンで模範解答を書き写したり、記号を直したりするだけ」になってたのがもったいなかった。
なぜ、その答えになるのか。
ということを根拠をもって理解していかないと、間違えた問題が出来るようにはなりませんし、問題の読み方や解答の書き方(つまり、国語の問題を解く力)というのは身につきません。
やってるのに、点数が上がらない、というのはコレが原因であることが多いですね。
でも、
じゃあ、よく理解しながら読めばいい、ということでもないんだと思います。
なぜなら、よく理解して読む、ということが出来ないし、知らないからです。
そもそも、
問題に書いてある言葉の意味が分からないのに、
→なんとなーくそのまま読んで、
→自分なりの理解で解いてみて、
→分からない、
→今ココ。
となっています。
とても重要なアクションが抜けているんですよね。
言葉の意味を調べる、ということです。
先日塾生を見たときは、「数珠つなぎ」という言葉を知らないまま、
「言いたいことが後から後から、数珠つなぎになって出かかった」とは私のどのような様子を表していますか」
という問題に挑んでいました。
数珠つなぎを辞書で調べてもらいましたが、そもそも数珠ってなんだ…?と。
こういうときに、スマホで画像検索をするんですね。
すると数珠の画像が出てきます。
あー!みたことあるぞ。お坊さんが持ってるやつ!
となるわけですね。
そこから、
数珠つなぎってこういうことね、だから言いたいことがずらーーーっとつながってどんどん出てくる感じなのか〜。
という理解になります。
今は便利なものがたくさんあるので、テキストだけで完結するのではなく、画像や例文を検索してたくさんの視点から知識を得るのが良いと思います。
もちろん、塾長に聞いてくれれば一緒に検索しますし、知ってる関連事項をお腹いっぱいになるくらい全部話します。笑
地道なステップですが、これが国語には効く、と思います。
テクニック云々ではなく、そもそも使える知識が多い・経験豊富、ということは、国語や英語の読解において最強だと思います。もちろん、他教科でも役立ちますね。
知らないこと・分からないことを明日に回さない、これを意識して解決しながら過ごすだけで成績は上がるとおもいますよ。