Blog Brain/ 秋田市の塾・習い事/明正塾 MEISHO Lab.

明正塾塾長の雑感ブログ。秋田市で自習を主体とした自走型学習塾と習い事教室をやってます!

鬼滅の刃を見て、かなり息苦しくなるのはなぜなのか考えてみた。

妻と毎週鬼滅の刃を見るのが習慣になって、気がつけば今クール最終回を迎えていました。

 

美しい作画と、個性的なキャラクターたち。大正時代をモチーフにした時代設定。

そして人間vs鬼という分かりやすい対立構造なのに、敵にすら感情移入してしまう物語の描き方はこの作品の魅力の一つだと思います。

 

原作漫画も最後まで読んだし、とても好きで見ていますが、毎回といっていいほど息苦しくなる。

 

 

というのも、

登場人物(主に主人公の竈門炭治郎)の感情の揺れ動きや葛藤なんかが全部独り言のセリフとしてべらべらと語られてしまうからだと思う。

 

苦しい

悔しい

がんばらなきゃ

 

どうしよう

このままじゃダメだ

急がなきゃ

間に合わない

 

 

全部言っちゃうんですよね。

お腹いっぱいになります。

 

せっかくのアニメなので、表情や息遣い、カット割り、いろんな見せ方できるはずなんですが、もうこのときの炭治郎の気持ちはコレ!!って押し付けられるような感覚です。

 

 

これって、現代の描き方なんでしょうか。

このくらい説明しないと理解できない?売れない?見てもらえない?

 

 

小説の問題で、登場人物の感情を読み取る問題が苦手な子が多いのもそのせいなのか。。。

 

鶏が先か、卵が先か、ってな具合に本当のところは分かりませんが。

 

 

まぁでも、

アニメもゲームも、好きなキャラクターを漢字で書けるように練習する子も多いし、難しい言葉を覚えることもすごく多いので、僕としては肯定したいところなんですけどね。

 

 

ただ、自分で考える領域が少ないのは勿体ないなぁと思いましたなぁ。